2022年6月3日のドキュメント72時間では、東京五反田にある「奈良の薬師寺東京分院」での写経を取り上げています。
写経とはどのようなものなのでしょう?予約や写経の納経料(料金)に持ち物など、いつ行けるのか調べてみました。
薬師寺東京分院の写経の予約
写経をするのに、予約をする必要はないようです。
行きたいと思ったタイミングで訪れることができます
薬師寺東京分院の写経の受付日時
毎日(日曜・祝日問わず)
午前9時~午後5時
※年末年始の受付時間は変動あり
曜日に関係なく受け付けされています。
夜の写経
3月~8月の間は月に2回ほど、夜間に写経ができるように道場が開放されています。
2022年5月末時点で予定されている日程は
6月3日
6月17日
7月1日
7月22日
8月5日
8月19日
と、なっていました。
日程については変更されることも予想されるので、詳細はホームページで確認・連絡してください。
▶夜間写経の日程へ
Instagramでも投稿されているので確認してみてください
▶Instagramへ
薬師寺東京分院の写経の納経料
写経する種類によって異なります。
般若心経 | 1巻 2,000円 |
薬師経 | 1巻 4,000円 |
唯識三十頌 | 1巻 5,000円 |
般若心経
般若心経は、お釈迦様の教えを270文字ほどに凝縮して説かれれいます。
さらに、急ぎの方でも書き易いように文字数の少ないお写経「般若心経のこころ」も般若心経のお手本の裏面にあるんです。
薬師経
薬師如来坐像の写佛がついている事が特徴の薬師経は約800文字ほどで、病気平癒、健康祈願をされる方へおすすめのようです。
唯識三十頌
インドの世親菩薩によって著され、中国の玄奘三蔵によって翻訳された600文字の法相宗の根本論書です。法相唯識教学を学びたい方へおすすめされています。
薬師寺東京分院の写経の持ち物
用具は一式備えてあるとのことなので、手ぶらで大丈夫です。
写経の流れ
写経の流れについて簡単にご紹介
- 受付にて納経料を納め、お写経用紙と輪袈裟を受け取る
- 道場入口にある、丁子(漢方薬)を口に含み体内を浄めます
- 香象をまたいで、体外を浄めます
- 席に着いたら輪袈裟を首にかけて写経を始めます
- 写経が終わったら合掌して一礼
- 写経用紙を持って佛前へ向かい納経盆に用紙を納めます
- 佛さまの正面に座り一礼しながら願いを伝えます
- 輪袈裟を外し受付に返し道場を出たら一礼
写経とは
写経とは、その名の通りお経を書き写すことですね。
もともとは学僧が経典を学び、複製して全国に広めていくための行為だったのです
この流れが時代を変わるり、平安時代あたりには、写経することによって「功徳(くどく)が得られる」ものになり、先祖供養、祈願成就、個人の仏道修行とされてきました。
現在は写経をすることによって、精神や心のバランスを整えたり、脳が活性化や字の上達にもなると写経を行う人が増えているそうです。
写経をしていると、心が無になり色々な物事から離れられる時間になり落ち着くので、何も考えたくない時などに訪れると冷静になることができるといった意見があります。
写経が自宅で出来る
薬師寺では、自宅でも写経ができるように「写経セット」を送ってくれるのです。
写経セットには下記が届きます。
・写経用紙
・お手本
・写経の作法
申し込みをすると、振込用紙が届くので入金が確認されると写経セットが送られてきます。
書き上げた写経は薬師寺へご納経、もしくは郵送することができます。
薬師寺東京分院の場所・アクセス
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目15-1
電話:03-3443-1620
※駐車場・駐輪場は有りません
薬師寺東京分院で写経はいつできる?予約や料金に持ち物まとめ
精神を落ち着けることができ、自身の成長やバランスが整う写経、日々のストレスから解放されたりと写経を行う理由は人それぞれですが、1度経験してみると新しい自分に出会うことができます。
薬師寺東京分院ではいつでも受け付けてくれるので足を運んでみると何かが変わるかもしれませんね。
▼楽天市場では写経セットが販売されています。
行くことができない方や始めてみたい方にお勧めです