2021年9月13日放送の激レアさんを連れてきた。では日本最古の時計台と思っていたけれど、調べてみたら最古ではなく2番目だったという時計台のことを調べた方でした。
この日本最古ではなく2番目に古い時計台は兵庫県豊岡市にある町の時計台「辰鼓楼(しんころう)」はどんな時計台なのでしょうか?
辰鼓楼(しんころう) のある場所や歴史を調査しちゃいました!
辰鼓楼(しんころう) の場所
兵庫県豊岡市出石町内町に辰鼓楼(しんころう)があります。
出石町は兵庫県北部の但馬地方の東部にある豊岡市南東部で、周囲を山に囲まれている盆地にあります。
出石(いずし)は、かつての出石城のある城下町で城下町として整備された町割りが基盤の目状に作られています。このことから但馬の小京都と呼ばれているんですよ。
「豊岡市出石伝統的建造物群保存地区」との名称で国の「重要伝統的建造物群保存地区7」として選定されているのです。
辰鼓楼(しんころう)の歴史
▲これが日本最古かも?といわれていた辰鼓楼(しんころう)です。確かに時代を感じる時計台ですね!
兵庫県豊岡市出石町(いずしちょう)で、シンボルとして親しまれてきた時計台、「辰鼓楼(しんころう)」は出石総合支所敷地にある明初期の時計台で豊岡市伝統的建造物群保存地区を代表する建造物です。
辰鼓楼の楼閣本体は1871年6月に完成し城主登城を知らせる太鼓を叩く楼閣だったんです。
この楼閣に旧藩医が大病を患い多くの人が病気回復の願掛けをするようになり、旧藩医が回復し感謝の意思を形にしたのがオランダ製の機械式大時計を取り寄せ寄贈したのが今の形になったそうです。これが寄贈されたのが明治14年(1881年)です。
※当時の時計本体はすでに入れ替えられているようです。
日本で2番目に古い時計台
この辰鼓楼は札幌の時計台と並んで日本最古の時計台と知られていたのだが、調査の結果で辰鼓楼が動き出したのは明治14年(1881年)の9月8日と判明したのです。
同じく日本最古と言われていた札幌の時計台は同じく明治14年8月12日なので、辰鼓楼の方が27日遅く時計として動き出したことになるので、日本最古ではなく日本で2番目に古い時計台となったのです。
辰鼓楼へのアクセス
京都丹後鉄道・豊岡駅から出石行のバスで30分ほどです。公共交通機関を利用する場合豊岡駅からバスに乗るのが一番早かったです。
日本最古の時計台ではなかった辰鼓楼のまとめ
- 辰鼓楼の場所は兵庫県豊岡市出石町内町にある
- 辰鼓楼は太鼓を叩く楼閣だった
- 旧藩医が感謝の形として寄贈したのが今の辰鼓楼
- 札幌の時計台より27日遅い起動だった
長い歴史のある辰鼓楼でした。札幌の時計台とはその差27日と1か月も違わないのでほぼ日本最古に等しい気もしますが、最古かも?と言ったあいまいなことがなくなりスッキリしたようで地元で9月8日を「いずし時の記念日」としイベントを開催していました!
出石では、そばが有名で江戸時代から割り子そばの形態で親しまれてきたんだそうです。そばも歴史ある出石ですね、辰鼓楼を堪能したら出石そばを食べたいです♪
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