2022年12月13日に放送では、結婚2年目の妻の謎の死に迫っています。
1992年、アメリカ・オハイオ州。バスルームで42歳のダイアンが不可解な死を遂げた。彼女はまだ結婚2年目。銀行の支店長をしており、夫は葬儀会社の社長というエリート夫婦。一体、彼女に何があったのか?浮上した容疑者はダイアンの夫とその部下。だがアリバイがあり、犯行動機も見当たらない。
捜査の果てに、炙り出された真犯人の正体!
全米を震撼させた凶悪事件。果たして、その結末とは!
ここでは、殺人事件の真相や犯人ネタバレの内容です。
事件の内容を記載しているので、テレビ番組の内容とは異なることもあります。
ダイアン殺人事件の発生
ダイアンがなくなった日
・夫ロバートは出張
・ダイアンは午後から出勤予定
1992年アメリカ・オハイオ州で、結婚2年目になるダイアン・ガーツが浴槽でなくなっているのが発見されます。
発見された9月2日、夫であるロバートは出張のため家を空けていました。
ダイアンは、午後から仕事に出勤する予定でしたが職場に現れずにいたので、職場の皆が心配をしてダイアンに連絡を入れたり探し始めます。
ダイアン夫婦が住む自宅の隣には、夫が務める葬儀会社の職員が住んでいました。
その隣人の職員が、ダイアンの乗る車が屋外に停めっぱなしだったことが気になりダイアン宅に訪問しますが、応答がなく不審に思い自宅内にどうにか入り込みました。
すると、ダイアンが浴槽に沈んでいるのを発見し警察に通報します。
ダイアンの死因
シアン化カリウムでの中毒死
ダイアンがなくなっていた浴槽には、カミソリやヘアアイロンが散乱している状況だったこと、他に異なるようなものがなかったことから自殺とされていました。
ですが、毒物などの可能性も含め検死した結果、ダイアンの体内からは「シアン化カリウム」の最小致死量の 2 倍もの量が検出され
自殺ではなく殺人として捜査されることになりました。
ダイアン殺人の容疑者
ダイアンの夫であるロバート
ロバートは、警察にダイアンが日々悩みを抱えていたことを供述している。
ダイアンは流産していたこと、体の不調のことなどに悩んでいたと、そして自殺であることをほのめかすようなメモも見つけたと話していました。
ロバートとダイアンが住む自宅からは「シアン化カリウム」の検出もできず、当日は出張に行っていたことからアリバイもあり捜査は難航します。
2人の証言者
陸軍予備役の指揮官
この陸軍の指揮官が、数グラムのシアン化物をロバートに提供したと証言しました。
この事実確認をロバートに行ったところ、
ロバートは「職場の敷地内でのモグラ」に使用したと証言するも、そのような問題があった証拠や目撃者もいないことがら容疑が強まる。
ロバートが言い寄っていた女性
ロバートは妻ダイアンがいながらも、言い寄った女性がいたことも判明した。
この女性は、結婚している人との関係は無理だと拒否していたが連絡は取っていたようで、事件当日のロバートから連絡がありいつもと様子が違ったことを証言している。
そして警察は、ロバートがダイアンの生命保険を手に入れたかったという動機も手に入れることができたのです。
ダイアン殺人の犯人
ロバートは、ダイアンの死因となった「シアン化物」を、塩に混ぜていました。
ダイアンが毎日、塩を摂取していることを知っていた為、出張に出る前に塩のケースに入れて出かけました。
犯人のその後
現在は釈放され、どこかでひっそりと暮らしている
ダイアンが殺害された翌年の1993年に、ロバートは逮捕され加重殺人の罪で有罪判決となり「終身刑」となりましたが、さらに翌年に有罪判決を覆され、再び裁判となります。
1995 年の再審で再度、有罪判決を受けるのですが2007年に再び覆され、ロバートは釈放されることとなります。
翌年2008年に、ロバートは再逮捕となり裁判所はダイアンの殺人罪で彼を再審理することを決定となります。
その後、仮釈放となるのですが、2014 年、ロバートは過失致死罪で有罪を認め懲役 30 年の判決を受けますが、その判決に上訴し、2015年に過失致死罪と保険金詐欺の罪を認めた。
そして服役した時間の功績による12年の刑を言い渡され、同年刑務所から釈放されています。
現在は、公の場から離れどこかでひっそりと暮らしているそうです。
\年末年始の準備に/