ローレル・ハバードのプロフや記録!五輪への道のり[ニュージーランド重量挙げ]

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ローレル・ハバード選手はニュージーランドのウエイトリフティングの選手です。彼女はトランスジェンダーとして初めてのオリンピック選手となるので注目されています。

ローレル・ハバード選手の今までの記録やトランスジェンダーとしてからの活動経歴などをまとめました。

トランスジェンダーとして初めてのオリンピック選手は出場するためにどんな道のりを経験しているのでしょうか?出場するための長期にわたる検査なども調べてみましたよ。

目次

ローレル・ハバードのプロフィール

読み方

Laurel Hubbard:ローレル・ハバード

※出生児はギャビン・ハバードと名付けられている。

誕生日・年齢

生年月日:1978年2月9日

年齢:43歳(2021年7月現在)

身長

185cm

出身地

ニュージーランド

ローレル・ハバードの経歴

ローレル・ハバードはオークランド市長の息子として誕生した。男として生活をし、10代に始めた重量挙げで男子として重量挙げの選手になっている。1998年には男子105キロ超級部門でニュージーランドのジュニア記録を樹立し記録を残している。

その後20代のうちに競技をやめて競技団体の役員をしていたようです。

2012年(34歳)に性転換を行い女性となり名前もギャビンからローレルに変更し競技に復帰をしています。

復帰してからは世界大会やパシフィックゲームズでメダルを獲得するなどの活躍をされている。

2015年に国際オリンピック委員会がトランスジェンダーの選手の出場は12ヶ月間の間男性ホルモンの数値が一定以下であれば女性として参加を認めるガイドラインが策定されていたため、ローレル・ハバードは検査をクリアすばオリンピックに参加できる状態だった。

そして国際重量挙げ連盟が出場資格の条件になる大会出場回数が6回から4回に引き下げられたことによりローレル・ハバード選手はオリンピックの出場権を獲得できることになった。

ローレル・ハバードの記録

性転換前の記録

1998年105キロ超級部門ジュニア記録樹立

性転換後

2017年世界大会•女子90kg
2019年パシフィックゲームズ•女子87kg
2020年ワールドカップ•女子87kg

性転換をしてからの記録が多いですね。

批判されている骨格の違いが現れているのか、大会出場者のなかでもローレル・ハバードは一回り大きく見た目の差もあるといわれています。

オリンピックの出場は不公平?

男性ホルモンのテストステロン値の検査を12ヶ月間受け一定の数値以下だったためオリンピックに出場が認められたローレル・ハバード、オリンピック委員会からも「東京大会では多くの方の理解が得られる形で、多様性と調和があらためて認識されることを願っている」とコメントもありました。

ですが、男性として過ごした日々は、それまでに骨密度や筋肉量が女性より高くなるなどと生物学的に有利なのではないか?という指摘が相次いでいる。同じ重量挙げの選手から不満の声が多く、各階級に出場できる選手は1カ国1選手のため、ローレル・ハバード選手が出場決定でライバル数人は同五輪には出場できなくなった。

「社会的な性と生物学的な性は区別されるべき」と意見されているひともいました。

ですが、ニュージーランド政府やニュージーランド・オリンピック委員会は、ローレル・ハバード選手の出場を支持している。ローレル・ハバード選手は東京オリンピック出場にあたり、「多くのニュージーランド人が私に与えてくれた優しさと支援に感しており、恐縮する思い」だと語っている。

国際オリンピック委員会もこの現状は把握しているようでトランスジェンダーの参加規定の見直しも検討しているようです。

ホルモン検査の内容

オリンピック委員会が基準としている検査の内容をクリアしているローレル・ハバード選手ですが、一体どんな基準なのか気になったので調べてみました。

男性ホルモン検査ではテストステロンの値が1リットルあたり10ナノモル未満なんです。

そして一般的な男性のテストステロンは7.7~29.4ナノモルで、女性のテストステロンは0.12~1.77ナノモルのようなのです。

あまりそういった知識のない私ですが、この数字を単純に受け止めると、10ナノモル以下であっても男性としての数値でもあるのではないの?と思ってしまいました。ホルモン的に性転換したらこの数値がギリギリのラインなのでしょか?

それにしても一般的な女性の数値をみるとかなりの差なのではないかと感じてしまうところです。こういったところからも批判の対象となってしまっているのではないかと思いますね。

ローレル・ハバードのまとめ

  • ローレル・ハバードはオリンピック初のトランスジェンダー選手
  • ローレル・ハバードは20代まで男性選手として活動していた
  • ローレル・ハバードは34歳で性転換し女性として選手復帰した。

たくさんの意見がある中、彼女は自分の置かれた環境の中でたくさんの経験と想いを受けながら進んでいるのですね。今までとは違うことを先陣を切っていくのは、精神的にもとても大変なのだと感じました。なにが公平で不公平なのか今は答えがないですが、スポーツ会の今後を変えていく選手の1人になっていくことは間違えなさそうですね。

オリンピック海外選手

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この記事を書いた人

休みがあればキャンプに出かけています。主に訪れたキャンプ場の情報などを発信しています。
他にも日々の気になったことなども書いていこうと思っています。

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